本を読んで接客に活かせそうだと思ったことを書いてみた

ドラッグストアで働く登録販売者です。

今回は最近読み終わった本で、これは接客にとってすごく大事そうと思ったことがあったので、その事について書いていきたいと思います。

幸せになる勇気

今回読んだ本は、アドラー心理学を書いたベストセラー本、「嫌われる勇気」の続編、「幸せになる勇気」です。

とても有名な本なのでタイトルを聞いたことがある人も多いかと思います。

この本には、アドラー心理学とは何か、アドラー心理学の実践方法が書かれているのですが、正直1度読んだだけで理解するのはとても難しいので、また一から読み返したいです。

その中でも今回読んでいて、接客に通ずると思った内容ををピックアップしてご紹介したいと思います。

  • 対人関係で重要なのは尊敬すること
  • 尊敬の第一歩は「他者の関心事」に関心を寄せること
  • 「他者の関心事」に関心を寄せるための技術が「共感」

アドラー心理学では、対人関係で重要なのは尊敬することだと言っています。

尊敬と聞くと、上司や目上の人を敬うことと考えがちですが、アドラーは全ての対人関係で尊敬が大事だと言っています。そして尊敬とは、何一つ否定せず、強要せず、ありのままの「その人らしさ」を受け入れ尊重することだそうです。

そして、その第一歩が「他者の関心事」に関心を寄せること

この文章を読んで、本当の意味での尊敬とは、今まで思っていたものとは全く違うのだと考えさせられました。上司部下などの上下関係で使われるものや、憧れの存在に抱くような感情ではないとだと。人が信頼関係を築くには、その人の気持ちになって考え、受け入れようとする事が重要で、その姿勢が尊敬に繋がっていくんだなと感じました。

そしてまた、「他者の関心事」に関心を寄せることとは、自分がもし他者であるならどのような態度をとるのか想像する事だと言っています。これが共感です。

接客業をしていると、共感が大事と良く聞くと思います。私自身も、共感を意識してお客様に寄り添う接客を心がけてきました。

しかし、この本を読んでアドラー心理学の言う共感を知ったとき、私は今までお客様の立場に立って考えられていたのだろうか、自分がお客様ならこう感じるだろうと想像する事が出来ていただろうかと考えました。そして、共感ってとても難しいことなんだと実感しました。

ただお客様の言ったことに私もそう思いますと同調したり、それは大変ですねと言葉をかけるだけでなく、本当の意味での共感が出来たときに初めて、お客様との信頼関係を築き、よりお客様に満足していただける接客が出来るのではないかと感じました。

まとめ

この本を読むと、人生について考えるきっかけになるのはもちろんですが、接客についてより深く考えるきっかけにもなるのではないかと思います。

接客に行き詰まっていたり、新しい考え方を取り入れたいという人に読んでいただきたいです!

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